こちらは2021年晩秋から2023年早春までの観察記録です。
2023年初夏からの観察はこちらからご覧ください。
2021年の晩秋にヒメガガブタ(ヒメチドリ)のちぎり葉を購入しました。
成長の過程を写真でご紹介します。
- ヒメガガブタの分類は?
- ヒメガガブタの別名は?
- 2021年11月11日 購入直後の様子
- 2021年11月15日 膨らみ始めたつぼみからの開花
- 2021年11月28日 新しい葉っぱの展開
- 2022年04月29日 まだまだ小さい葉っぱ
- 2022年05月22日 あまり変化が見られない葉
- 2022年06月13日 枯れそう・・・土のせいか?
- 2022年06月20日 別容器のヒメガガブタ今季初開花
- 2022年06月23日 別容器のヒメガガブタちぎり葉移植
- 2022年07月07日 葉色良くなる。バケツに移動
- 2022年07月18日 お花が咲く。1ポット移動
- 2022年07月30日 お花がたくさん咲くようになりました
- 2022年08月07日 どんどん増える
- 2022年08月23日 ちぎり葉を植える
- 2022年09月08日 クロウリハムシに食べられる
- 2022年09月23日 ちぎり葉も成長
- 2022年10月08日
- 2022年10月24日
- 2022年11月07日
- 2022年11月22日 撮影後、室内管理
- 2023年03月10日 大きな株は腐り、小さな株が生き残りました
- まとめ
ヒメガガブタの分類は?
ヒメガガブタの分類を調べてもよくわかりませんでした。
よく似ているものでバナナプラントという植物がありますがそれは
ミツガシワ科ニムフォイデス属
でした。お花も葉っぱもそっくりなので同じかもしれません。
バナナプラントは殖芽と呼ばれる部分がバナナのようになっていますが
ヒメガガブタはそのようなものはありません。
もう一つ普通のガガブタもよく似ていますがそれの分類は
ミツガシワ科アサザ属
となっています。アサザ属の英語訳がNymphoidesなので上記と同じですね。
ヒメガガブタの別名は?
姫鏡蓋(ヒメガガブタ)
姫千鳥(ヒメチドリ)
Nymphoides cristata(ニムフォイデス クリスタータ)
などの表記が見られます。
2021年11月11日 購入直後の様子
ちぎり葉とは言え、既にハート型の葉っぱの根本からつぼみや根がでている状態でした。
赤玉土を入れたポットにちぎり葉を入れてひたひたの水の量で管理しました。
耐寒性はないので室内の南側の窓辺に置きました。
![](https://hibinotanoshimi.net/wp-content/uploads/IMG_3893.jpg)
![](https://hibinotanoshimi.net/wp-content/uploads/himegagabuta2021-11-11-2.jpg)
2021年11月15日 膨らみ始めたつぼみからの開花
![](https://hibinotanoshimi.net/wp-content/uploads/himegagabuta2021-11-15.jpg)
2021年11月28日 新しい葉っぱの展開
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小さな葉が展開してきましたが、この後大きな葉はみな溶けてしまいました。
冬の間、小さな葉がなんとか残っている状態が続きました。
実験的にやや大きい株を外の水槽に入れていましたが溶けてしまいました。
やはり耐寒性はないので室内管理の方がよさそうです。
2022年04月29日 まだまだ小さい葉っぱ
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この後、5月の初めに外に出しました。
2022年05月22日 あまり変化が見られない葉
2022年の5月はおかしな天候で例年に比べて気温が低い日が多い気がします。GW明けに蒔いた朝顔もなかなか成長しません。ヒメガガブタも前回から約1月が過ぎてもあまり変化が見られません。
しかし、新しい葉が出て古い葉は溶けてを繰り返しているようです。
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2022年06月13日 枯れそう・・・土のせいか?
新しい葉が展開しておらずなんだか枯れそうです。横のバケツのヒメガガブタは右側だけ元気で葉っぱに新芽が出ているもの(赤丸)もあります。どうしてこのような差が出たのでしょう?違いといえば土の粒子の大きさです。元気な方は赤玉小粒で植え付けており元気がない方は赤玉中~大粒で植え付けたものです。最初に植え付けた時にそのときにあったものを使っていました。とりあえず赤玉小粒に植え替えて見ました。
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植え替えたものが下の写真です。左側はほぼ葉がありませんが根は生きていました。
![](https://hibinotanoshimi.net/wp-content/uploads/8244b73c3269cfdae99e45219de75a55.jpg)
2022年06月20日 別容器のヒメガガブタ今季初開花
バケツの生育の良い方のヒメガガブタが開花しました。一週間でかなり成長しました。一方枯れそうになって植え替えしたものはあまり進捗がありません。
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2022年06月23日 別容器のヒメガガブタちぎり葉移植
バケツの生育の良い方のちぎり葉を右の容器に移植しました。根付くまではお水をひたひたで管理します。
左の方は葉が出てきましたが葉の色が薄いです。
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2022年07月07日 葉色良くなる。バケツに移動
葉の色もようやく濃くなってきました。
水面がいっぱいになったのでバケツに移しました。
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2022年07月18日 お花が咲く。1ポット移動
バケツに移しましたがバケツもいっぱいになりました。お花も咲いています。
水面がいっぱいになったので2ポットのうち1ポットを他へ移しました。
![](https://hibinotanoshimi.net/wp-content/uploads/301034464ccd0febb99528c02ab5184e.jpg)
2022年07月30日 お花がたくさん咲くようになりました
お花がたくさん咲くようになりました。
つぼみもたくさんあります。
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2022年08月07日 どんどん増える
どんどん増えていきます。ほとんどの葉が花芽と根を持っています。
![](https://hibinotanoshimi.net/wp-content/uploads/b0fac2f56a2faf165f7062d893b83753.jpg)
2022年08月23日 ちぎり葉を植える
花芽と根の出た葉がたくさんでました。ちぎり葉にして別容器に植え付けました。
![](https://hibinotanoshimi.net/wp-content/uploads/b13fc70a744ac7ae08a047e2b6a282ad.jpg)
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2022年09月08日 クロウリハムシに食べられる
クロウリハムシ、ショウリョウバッタ、ダンゴムシに葉を食べられます。特に今の季節はクロウリハムシが集団でやってきます。ナデシコも毎年食べられてしまいます。
防虫ネットで対策をしました。
信楽焼きのビオトープに入れたちぎり葉が水面を覆い尽くすくらいまで生長しました。
![](https://hibinotanoshimi.net/wp-content/uploads/55b7ea814e86011527b5fbce49496161.jpg)
![](https://hibinotanoshimi.net/wp-content/uploads/6de3efc200e38c86dfcddff2d3ef5920.jpg)
![](https://hibinotanoshimi.net/wp-content/uploads/cc949e4e48cdb704794d81993a172f50.jpg)
2022年09月23日 ちぎり葉も成長
ちぎり葉も成長し、既に容器いっぱいになりました。
これでもだいぶ他所にお嫁に出したのですがまだまだ増えていきます。
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2022年10月08日
![](https://hibinotanoshimi.net/wp-content/uploads/9ba30668752724d95f89921356e73df8.jpg)
2022年10月24日
![](https://hibinotanoshimi.net/wp-content/uploads/a71e0367c54a239497588e62dce4e874.jpg)
2022年11月07日
![](https://hibinotanoshimi.net/wp-content/uploads/b01a223049d634da01d487e47520d8fb.jpg)
2022年11月22日 撮影後、室内管理
お花もなくなり黄色い葉も多くなりました。室内(南向きの窓辺)に取り込みました。
![](https://hibinotanoshimi.net/wp-content/uploads/09ef76c627b16e82f73bcfe46d2e5fd3.jpg)
2023年03月10日 大きな株は腐り、小さな株が生き残りました
撮影日が飛びました。12月から2月までほとんど葉もなくなりました。大きな株は全て腐ってしまいました。3月に入り残った小さな株から葉が展開し始めました。
![](https://hibinotanoshimi.net/wp-content/uploads/a19bb45dc7cee9634cb7baa3b9915f9f.jpg)
まとめ
一年以上観察し、一巡したのでここで観察は終わります。
この1年4ヶ月でわかったことを記します。
・土は粒の小さいものが良い。
・冬越しは室内が無難。
・大株は冬越しに失敗してしまった。(一般的なのかはわかりません)。
2023年早春以降の観察はこちらへ
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