メルカリ 植物出品で注意していることや工夫

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メルカリの取引の総数が1118になりました。ほとんどが植物です。販売も購入もしています。その経験から自身が出品をする際に注意していることやちょっとした工夫をお話します。
 以前の記事で「メルカリ植物購入 失敗例・注意点」と合わせて読んでいただけたらと思います。

出品してはいけない植物

品種登録されているものの増殖苗
 例えば、アジサイの「万華鏡」という品種を挿し木してその苗を売ることはできません。「万華鏡」は品種登録されているからです。品種登録されているものはご自身が購入した時のラベルに記載があります。
 また、農林水産省「品種登録ホームページ」でも検索ができます。(こちらでヒットしなくても申請中のものがあるかもしれないので載っていない=出品可能ではありません。)

栽培が禁止されている植物・注意が必要な植物
 大麻やケシの一部など栽培すると法に触れる植物はもとより、特定外来種に指定されている植物も注意が必要です。例えば黄色いコスモスに似たオオキンケイギクは栽培自体禁止されており、従って出品もできません。

架空の植物
 青い花が咲く蓮などありもしない植物の種を海外から輸入して売っている方がいます。ご本人も輸入業者に騙されているのかもしれませんがこれは詐欺に当たり犯罪です。

サムネイルの工夫

 お買い求めになる方は検索をかけてヒットしたサムネイルの一覧から選ぶことが多いのではないでしょうか。そのときに目を引くサムネイルを使うことが有効です。あるときに写真画像のみで売れなかったものがサムネイルを変えたら売れた経験があります。
 私はPic Collage(ピックコラージュ)という無料アプリを使っています。簡単に使えてお薦めです。
 サムネイルには品種名、お花またはその植物が美しい写真、発送する状態、発送方法などを載せていますが、その出点が最後の一点である場合「ラスト」や「最後の一点」などを入れると売れやすくなると思います。
 

表題や説明に必要な情報と必要な写真

 表題には、植物名ポット苗か抜き苗かカット苗の区別は必須だと思います。たまにお見掛けするのですが、お花の写真だけ載せて実際に発送する植物の状態が記されていなかったり、文字情報として書かれていても写真が添付されていなかったりするものがあります。そういうものはやはり売れていません。
 また、説明欄には写真撮影日を明記した方が親切だと思います。

発送植物の状態

 植物の発送形態は、カット苗抜き苗ポット苗の3つがありますが植物によっては向かない発送形態があります。詳しくは別記事「メルカリ植物購入 失敗例・注意点」の例4に記しましたのでお時間があればお読み下さい。
 発送コストが削減できるカット苗(挿し穂も含む)、抜き苗で出品されている方がいますが、多肉植物や水草などを除き余りお薦めしません。購入した経験から、枯れるまたは枯れなくても回復に日数がかかる場合が結構ありました。
 

梱包

梱包はしっかりと、しかし無駄なくすることを心掛けています。
箱や発送容器の中でぐらつかないように梱包材を入れる、必要かつ最小限のテープで留めるなどです。
あと、開封、分別しやすい梱包を心掛けています。開封しやすい例としてテープの端を少し折り返しマジックで剥がし口の→を書いておくなどがあります。
 郵便の第四種郵便で送る場合は、中身が植物であることがわかるようにしなければなりません。ペットボトルなどは透明で使い勝手が良いです。ダンボール箱で送る場合、のぞき窓が必要です。
 以下は私が購入して困った梱包例です。
 多肉植物の抜き苗を化繊綿で直接包んで送られたケース
 化繊綿の繊維が絡みつき、それを取るのに時間がかかりました。またその際、植物を痛めます。多肉植物の抜き苗はキッチンペーパーやティッシュペーパーで包んだ方がいいと思います。
 抜き苗の根にキッチンペーパーを巻いて、その上にラップを巻き、セロハンテープで巻いているもの
 結構そのようにしている方はおられますがセロハンテープが取りづらく変に力が加わり蕾が取れたことや葉が取れたことがあります。また、ラップは案外隙間から水気が飛んでしまうので、代わりに小さなビニール袋を用いた方がいいと思います。また、セロハンテープよりマスキングテープなど接着力の弱いものを使った方がいいと思います。余談ですがそのようなものを購入した場合、セロハンテープを外さず、鋏でラップを切った方が植物が傷みません。
 また、水草系を送る場合、全草をキッチンペーパーに包み、水分を充分に与え、ビニールを2重にして送った方がよいです。水上葉の水草を購入した際、根だけキッチンぺパーにラップをかけたものが送られたことがありました。ネコポスで早く届いたのですが葉は黒くチリチリになっており根っこも少し湿り気はあったもののかなり水分が飛んでいました。幸い根が生きていたので回復しましたが日にちを要しました。

発送時に品名、ハンドル名を書く

 私は宛名書きの余白に植物名とハンドル名を入れています。なぜかというと私自身が購入時に困ったことがあったからです。その時に2種類の似た植物を購入していました。植物が届き、受け取り評価をする際どちらの出品かわからなかったからです。メッセージで「○○様でしょうか。・・・」と名前を伺い受け取り評価ができましたがとても手間がかかります。
 メルカリ便の場合、デフォルトで「植物/観葉植物」と表示されていますが変更可能なので具体的な植物名に書き換えています。複数送る際、誤送を防ぐことができます。

発送方法の選択

 一般的に多いのは第四種郵便です。しかし、第四種郵便は発送先によっては日数がかかってしまいます。土日を挟まないように月曜日発送が一般的です。近郊だと火曜日も大丈夫です。月曜日が祝日の場合、私は翌々週の月曜日に発送するようにしています。以前は発送が遅れるとメルカリからメッセージが届いていましたが最近は大丈夫なようです。
 郵便で遠方に送る場合、速達をお願いしています。商品名の後に「普通郵便は本州のみ」等の表記をして、説明文に「速達の料金を追加するので購入前にメッセージをください。」と書いています。
 抜き苗や水草などで梱包の厚みがない場合、メルカリ便にしています。しかし天候の状況などでは発送できない場所があります。
 去年の例ですが沖縄の方が水草を購入してくださいました。らくらくメルカリ便発送でしたが沖縄が台風の影響でコンビニで送り状の発行ができないことがありました。ヤマト運輸のホームページを見て沖縄が発送可能になる日を毎日チェックしていましたが結局1か月経過しても送れず、取引自体キャンセルになりました。この話の中でなぜ購入者の地域がわかるかということですが出品時に普通郵便に設定していたからです。一般にメルカリ便の場合、購入者の住所は表示されません。しかし、それだと購入者の地域がわからず、ヤマト運輸のホームページで状況を把握することができません。普通郵便に設定していてもあとから発送方法の変更ができるので、私はメルカリ便で送る場合も普通郵便に設定しています。また、台風シーズンは「台風地域には送れません」とハンドル名の後ろに入れています。説明欄にも書いていますが結構説明欄を読まれずに購入される方が多いので目立つハンドル名に入れています。キャンセル処理は面倒なのでそれを避けるために予防しています。

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