丸田螺（マルタニシ）の観察　～お母さんタニシが１匹でどれだけ産むか？オスへの分化時期は？～　Cipangopaludina chinensis laeta

　８月１日から７月下旬にお迎えしたマルタニシの中の１匹のメスを観察することにしました。
　でむでむという名前を付けました。でむでむさんの出産記録と赤ちゃんの観察をします。
　生まれたての赤ちゃんは５～６㎜くらいの大きさです。

◆観察テーマ◆

　タニシは一度妊娠すると長い間少しづつ赤ちゃんを産むようです。ネットの情報によるとヒメタニシはメスを単独飼育しても１年以上生み続けるそうです。
　マルタニシのでむでむさんはどのくらいの期間、何匹赤ちゃんを産むでしょうか。

　赤ちゃんタニシはみな触角が左右ともピンと真っすぐです。オスのマルタニシは右の触覚がくるりと丸まっています。どのくらいでオスになるのか観察していきたいと思います。

　毎日数えているわけではなく、その日付の状況です。例えば8/26に１匹増えて１匹死んでいますが必ずしもその日に１匹増えて１匹死んだということでなく前回観察日から当日までの増減を記録しています。最初のうちは毎日記録していましたが数が増えてきてからは観察頻度が長くなっています。
　

この２週間の間に１匹いなくなっていました。殻も見当たりませんでした。

１番か２番目に大きい子がオスになりました。右の触覚が丸まっています。
体長は１．６㎝くらいです。８月２日生まれの子だとすると116日間経過したことになります。
お母さんと交配する可能性があるのでお母さんのでむでむさんを別容器で飼育します。

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