秋の贅沢 スダジイをいただく

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 秋の楽しみの一つにどんぐり拾いがあります。どんぐりの中でもスダジイは煎って食べることができます。写真ではスダジイの殻斗がついているものが写っていますが食用にする場合殻斗のついているものは食べられないことが多いです。写真右は煎った後のものです。
 拾ったら水洗いして水に浮くものを取り除きます。煎るときには絶対蓋のついたフライパンを使ってください。勢いよく爆ぜるので蓋がないと危険です。パチパチ殻が割れる音がしたら火を止めますが、温度が完全に冷めるまで蓋は取らないでください。余熱でも爆ぜることがあるからです。
 先日スダジイを拾っていたら、わんこをつれた若い女性に話しかけられたのでスダジイが食べられることや調理の注意点、スダジイがとれるスポットなどをお伝えしました。
 お味はほんのり甘みがあります。上海で食べた焼き栗を思い出します。それは大きさといいお味といいちょうど栗とスダジイの中間のような感じでした。

学名・別名など

・学名:Castanopsis sieboldii
・分類:ブナ科シイ属
・別名:
・常緑広葉樹

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