香合(こうごう)とは、香(香木や練香)を収納する、蓋付きの小さな容器とのことです。一般には陶器製や木製のものが多く、こちらの布でつくったものは六角ねじり布香合とも呼ばれるようです。外国ではCollapsible Thread Catcherと呼ばれる円形のものがあるようです。
この記事は2011年10月16日、10月9日の記事の再投稿になります。再投稿にあたり作り方動画を追加しました。
15年ぶりに作るのですっかり作り方を忘れていましたが過去記事をたよりに作りました。一部型紙を追加修正しています。





基本の作り方は下記の①の本を参考にしました。但し、箱の内側の始末は②の本を参考にしています。
型紙は結果的にオリジナルになりました。
★参考図書
①「続 茶の袋物―やさしい手作り」 淡交社 85~90頁
作者: 大澤 和子・小林 実千世
②「和布くらふと Vol.11―にほんの手仕事を楽しむ」パッチワーク通信社 38~39頁
★本の通りにしなかったところ
・参考図書①、②ともに表布、裏布を一度に縫って返していますが
私はそれぞれ縫って縫い代を割り、合わせました。
一度に縫って返すと縫い代4枚分が重なるからです。
縫い代を対辺に持っていくとよりよいと思います。
ただし、本①②のような型紙(台形)の場合はできません。
・側面型紙を台形にせず、六角錐台の側面の展開図としました。
・側面の布には上も下も六等分の印をつけました。
・底面の布は三角に折らずに別に六角形をつけました。<-今回の修正点
・均等な折り筋をつけ、張りをもたせるために接着芯を付けました。<-今回型紙修正
◆材料◆
・表布(綿ブロード程度の厚み)
・14.5cm×24cm
・3.8cm×22.7cm
・3.6cm×20.2cm
・8.0cm×8.0cm
・7.5cm×7.5cm
・厚手接着芯
・4.6cm×18cm
・内布(綿ブロード程度の厚み)
・12.5cm×24cm
・厚紙(箱の芯、型紙)※
・マスキングテープ ※
・5㎜幅両面テープ ※
・ボンド ※
※:100円ショップで入手できます。
◆道具◆
・鉛筆
・定規
・コンパス
・はさみ
・フリクションペン(布の印付け用)
・書けなくなったボールペン(なければ目打ちのようなもの)
◆作り方◆
1.型紙をつくる
1-1 型紙の型紙を作る ①
・高さ14㎝、上底3.7㎝、下底3.4㎝の等脚台形を作ります。
1-2 表布側面用型紙 ②
・①の台形の型紙を6つ連ねた型紙を作ります。
1-3 内布側面用型紙 ③
・①の台形の型紙を6つ連ねた型紙を作り、
上低から2㎝平行に線を入れて切り取ります。
1-4 接着芯の型紙 ④

2.厚紙で箱の芯をつくる
2-1 六角柱の箱 a
・コンパスで半径3.5㎝の円を書きます。半径で円周を割り六角形を作ります。
・組み立てたときの高さが2.8㎝になるように
六角形の一辺に平行線を描き側面の長方形を描きます。
・六角柱の箱に組み立てます。
2-2 蓋の芯 b
・1㎝×22.2㎝の長方形を描き、3.7㎝毎六等分に筋を入れておきます。
・両端をつなげて六角形にします。
2-3 箱の内側 底面 c
・コンパスで半径3.2㎝の円を書きます。半径で円周を割り六角形を作ります。
2-4 箱の外側 底面 d
・コンパスで半径3.4㎝の円を書きます。半径で円周を割り六角形を作ります。
2-5 箱の内側 側面 e
・2.6㎝×19.2㎝の長方形を描き、3.2㎝毎六等分に筋を入れておきます。
・両端をつなげて六角形にします。


3.布・接着芯を裁断する
3-1 箱の外側 側面用
・縦3.8㎝横22.7㎝(3.5㎝×6+0.1㎝+0.8㎝×2縫い代)裁ち切りします。
3-2 箱の内側 側面用
・縦3.6㎝幅20.2㎝(3.2㎝×6+0.5㎝×2糊代)裁ち切りします。
3-3 箱の内側 底面
・六角形cにのり代5㎜を加え裁ちます。
3-4 箱の外側 底面
・六角形dにのり代5㎜を加え裁ちます。
3-5 表布側面
・型紙②上下は裁ち切り、左右は縫い代8㎜取って裁ちます。
・6つの区切り5か所にノッチ(切れ込み)を入れます。
・フリクションペンで型紙と同様の線を描きます。
・接着芯の型紙④で6枚裁ち、アイロンで貼ります。
3-6 内布側面
・型紙③上下は裁ち切り、左右は縫い代8㎜取って裁ちます。
・6つの区切り5か所にノッチ(切れ込み)を入れます。

4.3-1の布を2つ折りにして縫い合わせ、
六角柱の箱aの側面に被せ、余った上下を貼ります。
5.3-3の布を六角形cに貼ります。
6.5を4の内側の底に貼ります。隙間が均等になるようにします。
7.3-4の布を六角形dに貼ります。
8.7を6の外側の底に貼ります。
9.3-2の布をeの内側に貼ります。
10.3-5の布を輪に縫い、縫い代を割ります。
11.3-6の布を輪に縫い、縫い代を割ります。
12.11を裏返し、10を中に入れます。縫い代は重ならないように重ねます。
13.ノッチ(切れ込み)を合わせながら12の小さい輪の方の端をボンドで付けます。
14. 大きい方の輪の内布の端1㎝幅を描きます。その位置にしつけをします。
15.大きい方の輪に蓋の芯六角形 bを通し、折り込んで接着します。
16.ボンドが乾く前にしつけを取ります。
17.箱の内側側面にボンドをつけ、16の小さい輪の方を接着します。
18.9(箱の内側 側面 e)を17の中に押し込みます。
◆作り方◆ 動画
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