前回に続きお馬さんです。今回のお馬さんはいままでよりちょっと大きめ(体高約13.5㎝)です。
型紙を7回変更してやっとできました。今までより接ぎが多く作るのに時間を要します。お飾りの種類も多いのでできあがったときは達成感があります。鬃髪(まえがみ)、鬣(たてがみ)、尻尾(しっぽ)は前回の作り方と同じです。
作り方動画は前編(お馬さん)と後編(お飾りと飾り付け)の2つに分かれています。
こちらのお馬の子馬版も作る予定です。お時間がございましたら見て下さいね。




◆材料◆
★お馬さん
・ちりめん(茶)
・薄手接着芯(身体用ちりめんの裏に貼ります。)
・化繊綿
・レース糸#20(鬃髪、鬣、尻尾)
・直径4㎜黒ビーズ(目):2個
・厚紙またはPPシート 10㎝×2㎝(たてがみを作る芯)
・マスキングテープ(たてがみを作る際使用)
・クッキングシート(たてがみにミシンをかける際使用)
★お飾り
☆鈴飾り
・レース糸#20 赤
・6mm鈴 28個
・フェルト6㎝×1㎝
☆背飾り
・背飾り布 表 柄 5.5㎝×12.5㎝(縫い代約7.5㎜)
・背飾り布 裏 赤 6.5㎝×13.5㎝
☆結び飾り
・結び紐φ2.0㎜(錦結び用 赤)
※実際に使う長さは約35㎝ですが、結ぶのに90㎝以上必要です。
・結び紐φ2㎜(錦結び用 白)長さ約35㎝
・結び紐φ2㎜ 背飾り取り付け用 25㎝
◆型紙◆

◆型紙ダウンロード(PDF)◆
◆作り方◆(お馬さん)


動画では5番の額に鬃髪(まえがみ)を縫いつける工程は3番目にしていますが額を縫い付けた後の方が際に植毛できるので後にしています。
1.耳を中表に合わせ縫います。裏返し、返し口を入れ込み耳を折った形で成形します。
2.鬣(たてがみ)を作ります。
3.身体用布2枚を中表に合わせ、胸の縫いどまりから鼻先までを縫います。
4.合印を合わせながら額と身体用布を縫い合わせます。
5.額に鬃髪(まえがみ)を縫い付けます。20本
6.2の鬣(たてがみ)を首の後ろに挟み込んで仮留めします。
7.頭頂からしっぽの位置まで縫います。
8.しっぽを縫い付けます。24本
9.しっぽの位置からおしりの縫いどまりまで縫います。
10.足の内側を中表に合わせ、返し口以外のお腹の線を縫い合わせます。
11.9と10を中表に合わせ、足の部分を縫い合わせます。反対側も同様に縫います。
12.縫い代に凹部に切れ込みを入れ、凸部はぐし縫いで縮めます。
13.裏返します。
14.化繊綿を入れ、返し口を縫い閉じます。
15.鬃髪(まえがみ)、鬣(たてがみ)、尻尾(しっぽ)を切り揃えます。
16.目をつけます。
17.耳をつけます。
18.鬃髪(まえがみ)が浮く場合は霧吹きで少し湿らせて布を当て上から待ち針で押さえ乾くまで待ちます。
(お馬さんできあがり)
◆作り方◆(お飾り)

*鈴飾り
1.赤レース糸#20に鈴28個を通し、82目鎖編みをします。1目立ち上げ細編みを編みます。上の編み図のように鈴を編みこみます。輪にします。(かぎ針2号)
※初めから鎖編みを輪にしてもよいのですが輪が捻じれないように編むのが難しいので直線に編んで輪にしています。
2.11㎝ 78本の紐を切り、3本にずつ鈴と鈴の間に房をつけます。
3.フェルトを可動できるように鈴飾りにつけます。
*背飾り布
1.背飾り布を中表に合わせ、返し口を残して周囲を縫います。
2.裏布の4つの角を縫います。
3.表に表に返して返し口を縫い閉じます。
*飾り紐
1.6輪の錦結びを赤い紐で結びます。
2.白い紐で装飾します。
3.裏に紐を通します。
*仕上げ
1.鈴飾りをかけ、背飾り布をかけ、上から飾り結びのついた紐で固定します。結び目はお腹に持って行きます。
◆作り方(前編~お馬さん~)◆(動画)
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◆作り方(後編~お飾り~)◆(動画)
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