錦結びを下の表にまとめてみました。几帳結びも入っていますが結び方としては同じ系統なので入れています。
表の項目nは輪の数です。aは輪を作ったときにかける輪の数です。例えばすぐ隣の輪にかける場合は1、2つ先の輪にかける場合は2となります。
結びの名前は違う結びに同じ名前がつけられていたりしますね。できれば規則性のある名称があるとわかりやすいのですが・・・。表の「規則性のある名称例」は私の勝手な命名法に則ったもので一般的なものではありません。
画像 | n | a | 一般名称 | 私が使った名称 | 規則性のある名称例 | 記事リンク |
![]() | 3 | 1 | ? | 3輪の几帳結び | 3-1Brocade Knot | 1 |
![]() | 4 | 1 | 几帳結び | 几帳結び | 4-1Brocade Knot | 1 2 3 |
![]() | 4 | 2 | ? | ねじり几帳結び | 4-2Brocade Knot | 1 |
![]() | 5 | 2 | 5耳團錦結 | 5輪の錦結び | 5-2Brocade Knot | 1 2 |
![]() | 6 | 2 | 6耳團錦結 | 6輪の錦結び | 6-2Brocade Knot | 1 2 |
![]() | 7 | 3 | 7耳團錦結 | 7輪の錦結び | 7-3Brocade Knot | 1 2 |
![]() | 8 | 3 | 8耳團錦結 | 8輪の錦結び | 8-3Brocade Knot | 1 2 |
輪の数とかける数
表のnとaの最適な関係はあるのでしょうか?
例えば5輪の錦結びの場合、a=2がしっくりきますが几帳結びのようにa=1にするとどうなるでしょうか。下の写真は左がa=1,右がa=2のものです。
結んでみるとわかるのですが輪が5の場合a=1にすると締まりがなくなります。結びが不安定になります。逆にaを増やすと結びが大変になります。結びが安定して結びやすいaを選ぶとよいようです。

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